松浦武四郎さんって知ってました??
私、歴史にはかなり詳しいと思っていたんですが、全く知りませんでした。
なんと、我が紀州藩の出身だったなんて・・・和歌山県民としては宣伝しないと~~!!

take3

で、どんなお話なんでしょう??

時代は幕末!!

江戸幕府は、ペリーの黒船来航、ロシアの国境画定要求など開国を迫られる未曾有(みぞう)の危機に直面していました。

松浦武四郎は、蝦夷地をロシアから守る決意をして、蝦夷地を探査します。

旅をしていくうちに、武四郎はアイヌ文化の豊かさ、アイヌの人々のやさしさに共感していく。

しかし蝦夷地を経営している松前藩のアイヌへの搾取(さくしゅ)や略奪を目の当たりに・・・。

武四郎を道案内してくれていたウテルク・・・
ウテルクは、信用できる和人・・・武四郎をクマから守って腕を持っていかれてしまいました。
ウテルクを村に連れて帰ると・・・そこにはアイヌの女性リセがいました。
リセは、ウテルクの妹で・・・和人の子を身籠り、一人で村に帰ってきていたのです。

武四郎は江戸に帰り、蝦夷地図を出版。
アイヌが搾取されている実態を告発します。

そんな武四郎に松前藩は激怒!!
武四郎に様々な妨害工作を仕掛け、命を奪う刺客を放つのでした。

蝦夷地の第一人者となった武四郎は幕府に雇われ、ふたたび蝦夷地を探査します。

ロシアの脅威を防ぐために蝦夷地の開拓は急を要していたのです。


幕末の大探検家の北海道開拓の物語・・・

ということですが・・・個人的にはかなり不満な作品です。

松潤!!綺麗すぎる!!です。

take

この顔も・・・

take2

この顔も!!です。

武四郎は現在の三重県松阪市小野江町出身です。
江戸時代後期、紀州和歌山藩の地士(下級武士)の四男として生まれました。
跡継ぎではない気楽さからか17歳のときに旅に出て、明治21年に71歳で亡くなるまで、北海道から九州まで日本各地を巡りました。

その過程で幕末には蝦夷地を6回にわたり探査し、詳細な記録と地図を残しました。
明治維新後は、その経験を買われて政府の開拓使の判官に・・・。
そして「北海道の名付け親」となりました。

明治新政府の下、蝦夷地に変わる新しい地名を求められた武四郎は「北加伊道」の名前を提案します。
「カイ」はアイヌの古い言葉で「この地にうまれた人」という意味で、最終的に「カイ」に「海」の字をあてて「北海道」となりました。

1852年に武四郎に会った吉田松陰は、人がやらないことに丹念に取り組む傑出した人という意味を込め「奇人」と表現します。
海防論を考察する松陰と、探検を通じて各地の海岸線に詳しい武四郎との間で話がはずんだといいます。

武四郎はアイヌ民族の窮状に心を痛め、政府に待遇改善を求めたことでも知られています。

というドラマにすれば本当に努力努力で、魅力的に書けそうなんですが、なんとも・・・
松潤のせいじゃないわ・・・脚本のせいよね・・・。
このドラマの殆どは、松本潤さんと深田恭子さんの何とも不器用な恋愛ドラマでした。

ほんと、お風呂にも入っていないのに松潤が綺麗すぎるんだよ~~!!

役者魂!でこれぐらいやって欲しいの~~!!

izou

こちらは、龍馬伝の人斬り以蔵です。
佐藤健さん、電王の頃から好きでしたが、この龍馬伝の以蔵はホント凄かったですよ・・・あんなにきれいなお顔が、拷問で見るも無残な姿に・・・痛そうですが・・・頑張ってるなあ~~!!って思いましたもん!!

もっと泥臭く、意志の強い松浦武四郎を見て見たかったわ~~!!
松潤がやったことで、若い子たちが歴史に興味を持ってくれるのはうれしいけどね??
なんとも軽い上辺だけのドラマのように思えてしまいました。

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